ファイルリストがサーバから正常に取得できなかったり、意図せず切断されてしまったりというような現象が起こりサポートにお問い合わせいただくと、我々のサポートチームはこのように言うかも知れません -- 詳細サーバ設定を編集してください。
詳細サーバ設定はある特定の環境下や一部のサーバとの接続で生じる挙動を個別に解決するために用意されています。サポートチームのアドバイス無しにこれらの設定を変更することは強くお勧めしません。
詳細サーバ設定にアクセスするには:
Transmit > 環境設定... を選択する
詳細タブをクリックする
詳細サーバ設定...ボタンをクリックする
デフォルトの設定はすべての Transmit の接続に影響しています。サーバごと個別に設定を作成したい場合は + ボタンをクリックしてください。
サーバタイプ: Transmit は多くのサーバで正しく働くように設計されており、サーバ独自の高度な機能も利用できるよう、自動的にサーバタイプを判別しています。常に同じ種類のサーバに接続することが分かっている場合や、正しく Transmit が動作しない場合にこの設定を変更します。
リストスペース値: この設定は Transmit がサーバからファイルリストを取得する際の挙動に影響します。特に、日にちと時間のデータ間にいくつのスペースを含めるかをここで設定します。
エンコーディング: 接続先のサーバが使用しているテキストエンコーディングが明らかな場合はここで設定されたエンコーディングを接続時に使用するようにします。
同時接続数の上限: Transmit がサーバに接続する際の接続数の上限を設定します。
タイムアウト時間: Transmit がサーバから切断されたと判断するまでの時間を設定します。
混雑時のリトライ: いくつかのサーバでは同時接続数を制限している場合があります。そのような場合にサーバに"リダイアル"するまでの時間を設定します。
変更日の保持を試みる: Transmit は転送された項目の変更日を保持しようとします。この機能はすべてのプロトコルまた、すべてのサーバで利用できる訳ではありません。長時間の転送時に接続の維持を試みる: この設定をオンにすると Transmit は "PWD" コマンドを 60秒おきに送信します。一部のサーバで長時間の転送中に切断される現象の回避を目的としています。
FEAT コマンドを使用する: この設定をオンにすると Transmit は FEAT コマンドを送信し、一部のサーバで利用可能な機能を利用できるようにします。すべての FTP サーバで利用できる訳ではありません。
MLST コマンドを使用する: MLST および MLSD コマンドはファイルの日付に関するコマンドです。他の同種コマンドよりも的確な情報を取得できますが、一部の FTP サーバでのみ利用可能です。
CCC コマンドを使用する: SSL 暗号化 FTP 接続時、認証が確立された後のコントロール接続に関して、非暗号化された接続に戻すようサーバに送信します。
PRET コマンドを使用する: パッシブモードが有効にされた転送の前に PRET コマンドを FTP サーバに送信します。